2012年 5月1日 明治神宮



 明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とする神宮である。
面積約70万平方メートルの境内はそのほとんどが、
全国青年団の勤労奉仕により造苑整備されたもので、
現在の深い杜の木々は全国よりの献木が植樹された。
また、本殿を中心に厄除・七五三などを祈願を行う神楽殿、
明治時代の宮廷文化を偲ぶ御祭神ゆかりの御物を陳列する」宝物殿、
御祭神の大御心を通じて健全なる日本精神を育成する至誠館などがある。
明治天皇は崩御後、京都の伏見桃山御陵に葬られたが、
東京に神宮を建設したいとの運動が天皇を崇敬する東京市民(当時)から起こり、
1914年(大正3年)になると天皇に縁の深かったこの地への神宮建設が決定した。
造営は翌1915年(大正4年)から開始され、全国から13,000人もの国民が
労力奉仕に自発的に参加した。鎮座祭は、1920年(大正9年)11月1日に行われた。
22万坪(約73ヘクタールに及ぶ広大な神域は、
江戸時代初めには肥後藩藩主・加藤家の別邸であり、
寛永17年(1640年)より彦根藩藩主・井伊家の下屋敷となっていたもので、
明治神宮は2010年(平成22年)現在、初詣では大晦日から
正月三が日の間で300万人前後にものぼる日本一の参拝者を集めることでも知られる。

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